明日4/21高島市立今津図書館・安曇川図書館・高島図書館・朽木図書館でイベントが行なわれる滋賀県高島市に住んでいるしろのすけです。
ネタ元→高島市立図書館WEBサイト 高島市ホームページ
長崎市長射殺事件・バージニア州工科大学など大きなニュースに隠れた形になってしまいましたが、「えっ!?」と驚いたニュースは「全家連(財団法人 全国精神障害者家族会連合会)が破産手続き・解散へ」というもの。
ネタ元→全家連が自己破産し解散 負債総額約10億円(朝日新聞)他多数。
私、全家連との接点といえば病院の待合室にある月刊ぜんかれん を見ることしかないわけですが、どうしても扱う範囲が精神疾患全体にわたるものですから、てんかん患者の私からすると「何をやっているのかな~?」という程度の印象だったのですけどね。
そこへ突然の破産手続きのニュース。「何やっとんねん?」これが第一印象。
患者団体(正確には患者とその家族のための福祉事業団体)が何をやったら破産するほど借金をするのか?報道を見てみると社会復帰訓練施設として温泉ホテル(ハートピアきつれ川)を建設・運営したけど見事に資金繰りに失敗したという。その内容を聞くと正直呆れます。
総事業費は約20億円。そのうち補助金を除いた自己負担金は9億円。で、その9億円のうち8億円を金融機関から借り入れたわけですが、どうやって借入金を返済するかというと理事長によると「寄付で集めるはずだった…」と言う。
あの~、授産施設の超低レベルの時給の問題があることからも判るように、精神疾患の場合患者本人はそんなにおカネに余裕があるわけじゃない。その家族だってケアに追われて経済的にそんなに余裕があるわけではない。彼らから8億円もの寄付を期待するのは正直厳しい。
もしかすると志のある企業・団体・篤志家に大口の寄付を期待していたのかもしれない。それにしても8億円もの融資を受けることができるだけの返済計画の裏づけにはならないわけでして…。というか不確定要素が最大限に大きいであろう寄付を当てにした返済計画を融資した金融機関がよく承認したな。きっぱり却下することができなかったのかな?そういう意味では融資した金融機関にも責任の一端はありますな。
もちろんこういう営利ベースの訓練施設を運営するという選択したというのはそれなりの事情もあったのでしょう。実際に精神疾患の患者が再就職することは決して容易ではなく、受け入れてくれる企業も少ないわけです。受け入れ先が見つけにくいのであれば自前で用意しようという発想が出てきても不思議ではありません。
しかし今回の失敗で患者団体が自前で患者の就職を促進させるために大規模施設を持つことにはブレーキがかかることが予想されますね。
一番の理想は厚生労働省が責任を持って施設を建設、運営を患者団体に委託という形かな?必要ない出費(例えば使えない天下りとかね)徹底的にカットしたうえでね。
それにしても財務状況を開示していなかったのかなぁ?それとも改ざんしていたのか?今回のニュースは都道府県の患者団体の代表クラスの関係者にも寝耳に水だったようですから。どうも全家連と地方組織との意思疎通ができていなかったようにも感じますね。
ネタ元→全家連が破産、解散 本県関係者も衝撃
それはそうとハートピアきつれ川のある自治体の名前。ありゃなんだ?「さくら市」って。チョット前に顰蹙を買った南セントレア市と似たようなレベルじゃないの。市の名前の決定に関わった人のセンスというか程度を疑いますね。
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