ご近所力
大津地裁で初公判が開かれた7月に発覚した児童虐待死事件が発生した滋賀県高島市に住んでいるしろのすけです。(不愉快な記憶を呼び起こすようですが、やっぱりこの事件が残した教訓&警告は地元の人間として忘れちゃならんと思うんですよ。)
ネタ元→京都新聞電子版
てんかんナビ: 虐待事件から行政の力量を推し量るで書いたように1つのポイントとして最悪の事態に至ることを防ぐ点でご近所の力を発揮できなかったのかという点があります。
今日はそのことの是非を論じるつもりはありません。むしろご近所の力を活用できないか?という話です。
いざ発作が起きたときにご近所の人は助けてくれるのでしょうか?助けてもらうために普段私たちてんかん患者にできることはあるのでしょうか?
自分がてんかん患者であるということを伝えておくならばイザという時に近所の人に助けてもらえる可能性は高くなると考えています。
もちろん発作を起こしたときにたまたま居合わせた通りすがりの人が助けてくれる場合もあるでしょう。ただ通りすがりの人と近所の人の違いは自分が「てんかんである」という情報を持っている点にあると思います。
医学的知識を持っていない大部分の人の場合、目の前でけいれん発作を起こして倒れている人を見て「てんかん」と判断して適切な処置を期待できるかといえばチト無理がありますね。(期待できる社会状況になってくれば1番いいのですが)
そうすると自分について「てんかんの持病がある」という予備知識があると適切な処置がなされる可能性は高くなります。例えば救急車を呼ぶ時にも救急車が到着するまでどうすればいいか聞けますよね。
あるいは静岡てんかん神経医療センター など医療機関のHPを見て正しい処置の仕方をアタマの片隅に置いてもらえるということあるでしょう。
でも自分のてんかんについて他人に話すのはチョット…という方もいるでしょう。偏見を持つ人も現実にはいるわけですしね。そのような人に話す必要はないです。イザという時に助けてもらえることを期待して話すわけですから。信頼できる人だけに話しておけばいいわけです。
ちなみに私の場合は近所のおばちゃんは自分がてんかんであるという事は知っています。幸いその情報が活用される場面(=自分が屋外で発作を起こして助けてもらう)は無かったのですが…。
※おばちゃんと書いたのは近所のおっちゃんの影が薄いので…。あんまり顔を合わせる機会も無いんですよね。
同じことは職場でも言えるはずなんだけど、どうもご近所と職場は勝手が違うようでして…。解雇などのデメリットを受けるリスクを犯してまで「てんかん患者」であることを話せるほど信頼できる人……必ずいるとは限らないんですよね。
| てんかんQ&A―こんなことも聞いていいでしょうか 著者:藤井 正美,林 隆,長谷川 寿紀 |
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